九十歳。何がめでたい

著者:佐藤 愛子

「昭和」という言葉が(多くの場合ネガティブな意味で)古い、という意味で使われるようになって久しいですが、こちらは、「大正」生まれの方のエッセイです。まさに筋金入りの大正パワーで、読者を圧倒します。古臭いと感じる部分も少なくないですが、耳を傾ける価値がある、と感じる部分も結構あります。 いくつか興味深く感じた点をピックアップすると、「シンプルな、古き良き(?)数え年システム」「元気を取り戻すための悪口」といった辺りなど。文字が大きくて、読みやすいのも特徴です。

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